いつか掴めるのかな、あの星を

関西で生まれ育ったジャニオタがただ語りたいだけジャニーズを語るブログ

「嵐」というグループの個性

久しぶりにすごく唐突ですが


本当に今から書くことは申し訳ないくらい主観的で、吐いて捨てるほどいる嵐ファンの1人の戯言であるという前提の上で読んで頂きたいんだけども


嵐ってグループとしては無色の無個性だと思う
例えば、V6やA.B.C-Zみたいにアクロができる訳でもなく、TOKIO関ジャニ∞みたいにバンドをやる訳でもない

かと言ってKinKi Kidsほど歌に特化してる訳でもなく、正直ダンスもジャニーズでトップクラス!という訳でもない


コンサートでできることはジャニーズとして最低限の歌とダンスのみ

✨ある意味超王道アイドル✨



でもそれは逆に言えば、グループとしての個性がなくても国民的アイドルになれるくらい、個々の個性やキャラが確立しており、更にグループとして集まった時にその輝きが相乗効果で何倍にも増すということの証だとも思う


だが、だからと言って歌とダンスだけではドーム規模のツアーを周り、集客を維持するのは難しい




そこで、嵐のコンサートの武器、特徴として確立しつつあるのが派手なセット、演出である

毎年新しい要素を、最先端の技術をどんどん導入していくコンサート


行きたくないわけがない!!

日本一チケットがとれないコンサートと言われてる所以である






でもね、それって結局何を見に行ってるの?
とふと思ってしまった

確かにほとんどの人は嵐を見に行っているのはわかっている



でも特に最近のツアーは演出の方が本職を上回ってるんじゃないか、と思うくらいの手の込み様

実際直近のツアーでも歓声が上がるのは、ペンラの色制御の時や、各ソロの演出の時だった





最近の嵐の流れは、アルバムからコンセプトがかっちり固まっていて、そこに合わせて全て動いていく

別にダンスに手を抜いているとか、歌ってないと言いたいのではなく、そのコンセプトに引っ張られて、引きずられている気がする


演出に、最新技術に魅了されに行ってるんじゃない、嵐というアイドルが一生懸命歌い踊っている姿に魅了されたいと思うのに、どうもその優先順位が逆になっているような…



その昔、松潤がムービングステージを思いついた時は本当に革命的だった

それを用いたTimeコンなんて本当に素晴らしかった

でもあれはあくまでセットの一部であり、自分達のダンスをより魅力的に魅せるためのただの装置でしかなかった


少なくともドームをし始め、国立で初めてコンサートをした当時の嵐というグループの武器は仲の良さとファンのことを1番に楽しませてくれるアイドル性だったと思う


それがグループが大きくなり、コンサートの期待が高まるにつれて、派手なセット、演出がまるで嵐の武器のように扱われている気がして仕方がない


演出を否定しているわけではない

ただその派手なセットを、特効を、最新技術をあくまで自分達のダンスや歌を引き立てるただの装置と思わせるパフォーマンス

これが出来たら本当の、正真正銘の王道国民的アイドルグループだと思う







…あくまで私の気がするレベルの話ですよ