『春風外伝2021』覚書
「天下泰平!」
8代将軍・徳川吉宗のひとことから始まる。
数多の武将が目指した泰平の世にいるのだと満足気な吉宗の元に側近の忍・7代目服部半蔵が現れる。
半蔵はまだ表には出ていない国民のさざ波があり、それらはやがて大きな波となって幕府を揺るがすと吉宗に説く。不安を抱く吉宗からそれらを抑えることを任され邪悪な笑みを浮かべる半蔵。
〈暗転〉
〇下手バルコに文三登場
文三による時代説明。町人文化が花開く江戸時代、そんな江戸の様子を出現させましょう!と舞台上を指すも暗いまま。吉宗による質素倹約、娯楽規制により歌や踊り、酒や茶屋や遊郭も全て奪われてしまったのだ。しかし!僕頑張りますから!とステレオで音楽ポチッとして歌い踊る町人達が舞台上に現れる。
そこに現れる半蔵の部下・猿渡と犬飼。歌うことはダサいこと、美味しい物は体に悪い…と町人達に口車の術をかけ、心を折っていく。彼らを従えた半蔵の弟・雉尾も現れるが彼は術をかけず浮かない顔。
そんな時に頭である半蔵が現れる。部下に首尾を聞き満足気な半蔵。雉尾はこの行為に疑問を持ち半蔵に「これは本当に上様の望まれていることなのか?」と口にする。だが天下泰平のためなら弟でも容赦はしないと言う半蔵に従わざるを得ない雉尾。
3人が去り、暗く無音の舞台上でこの静けさが良いのだ…と噛み締め、高笑いをして半蔵は去っていった。
〇上手バルコに文三登場
文「ちょっとちょとお!天下泰平の意味が違うんじゃないの!?」
半蔵の施策にツッコミつつ、だがそんな娯楽規制の世の中でもどんちゃん騒ぎをしている国があると言う。それが徳川宗春が治める尾張国、現在の名古屋だと紹介。
☆尾張
♪夜は終わらnight
尾張のキャスト全員で踊る。
途中から宗春がアンサンブルの騎馬に乗って登場。
町人達に手を降り回った後一緒に歌い踊る。
〇櫻奴梅奴文三3人シーン
歌舞伎一座・チーム桃奴のプロデューサー櫻奴梅奴登場。
櫻梅による曲紹介後突如始まる『櫻奴と梅奴のHITHOTランキング』
尾張国の歌舞伎トップスターのランキングを紹介。
1位はチーム桃奴の看板役者、齋藤十兵衛
♪十兵衛によるニュータイプ歌舞伎の舞
櫻梅2人は十兵衛を主演にして新しい芝居『ライオン将軍』を制作し、1000回のロングラン公演を目論む。
文「1000回って随分やりますねえ…いい加減にせんかい!」
のギャグにより、文三にチーム桃奴の缶バッジが着けられる。つまらないギャグをやれば缶バッジを着けられ、3個溜まると退場させられる画期的なシステムと紹介。櫻梅はける。
〇大階段に宗春登場
文三は改めて尾張藩藩主・徳川宗春に仕える側近であると自己紹介。
春「そろそろあの約束に取り掛からねえとな…」
と文三に相談する宗春。何の約束?ととぼける文三に、江戸から尾張国に入る時に将軍と約束したじゃねえか!と返す宗春。
~回想〜
宗春が江戸から尾張に入る日
籠の用意が出来てると呼びに来る文三。だが宗春は「やだ!狭い!あんなので長旅のーせんきゅー!」と拒否し、のんびり歩こうと提案する。
藩主になりたくないからなるべくゆっくり行こうとしているだけでは?と返す文三に図星な宗春。
そこに将軍の列が来る。周りが頭を垂れる中上から仁王立ちで眺める宗春を見つけ、無礼者!と半蔵が斬り掛かり、文三が咄嗟に宗春であると止める。
列が止まったことにより吉宗が様子を見に出て来、宗春を見つける。仕方なく尾張藩主をやると言う宗春だが、「尾張を日本一の街にする」と吉宗の前で豪語する。どうするのか尋ねる吉宗に、江戸にはない茶屋や芝居や遊郭といった娯楽施設を散りばめると説明。そんなことをしてどうなるのかと尋ねる吉宗に、「逆にどうなると思います?」と返す宗春。
そして半蔵と吉宗に桜が満開になる頃に尾張に来て欲しい、もしダメならば首を切っても構わないと頭を下げ、吉宗もそれを承諾する。
雉尾は平賀と共に術にかからない宗春の屋敷を偵察している間に半蔵の施策に疑問を持つようになり、宗春に半蔵の術中にある吉宗を救って欲しいとお願いをしに来たのだ。桜が満開になる頃に吉宗を連れて来ればいい、と答えた後「もっといい事思いついた!」と笑みを浮かべる宗春。
2人に耳打ちをして秘策を授け、2人は驚きつつも受け入れる。
〜〜
ただの社交辞令で吉宗が来るはずがないと思い出しながら言う文三に「来るでしょ!だって約束したもの!」と主張する宗春。
何を見せようと考える宗春に、今の街の賑わいを見せればいいのでは?と文三は提案するが、
春「お前さあ、俺の首が跳ねられてもいいの?」
「さぞ盛大な首はねショーだろうよ!」
と自身のクビが切られるジェスチャーをする宗春。
やだやだ!と縋る文三に「大丈夫!とびっきりの芝居を見せる!」と言い張り、更に自分が一座を作ると主張する。驚く文三を連れて宗春は街へ向かった。
☆江戸城
〇大階段に吉宗と半蔵
半蔵に宗春との約束を覚えているか尋ねる吉宗。
尾張の盛り上がりは江戸城の吉宗の元にまで届いていた。尾張に行こうとする吉宗とそれを止める半蔵。強固に反対する半蔵に吉宗は自分は女でお飾りの将軍だからか?と拗ねて尋ねる。
実は8代目将軍を決める際に揉めて多くの血が流れ、結果として女である吉宗は男と偽って将軍の座に着いたのだ。そしてその策を施したのは半蔵の父・6代目服部半蔵だった。
吉宗を宥める半蔵に、男を演じることには定評がある!と主張する。
◇宝塚時代の雑誌を半蔵に音読させるメタネタ
半蔵は宗春と出会ってから術の効力が弱まり言動が乱れている…と危惧し、より強力な術をかけようとする。ありのままでいいのです!と吉宗に何をしたいか聞くと「レビューがしたい!」と答えたため、さらにダメです!!と反対し、術をかけながら趣味として編み物を提案して吉宗に編み物をさせて江戸城に籠らせる。
半「あなたはそれでいいのです。いつまでも編み編みウジウジしていてください…。この国のことは私にお任せください…」
不敵な笑みを浮かべ去る。
その様子を隠れて見ていた雉尾と平賀。
将軍が女であると知り驚く平賀に、雉尾は父の案であり、そして病死した父を超えるべく若くして半蔵の名を継いだ兄は禁断の術に手を出したのだと説明。
編み物に熱中する吉宗に尾張に行くよう仕向ける雉尾と平賀だが、半蔵のかけた術の前に為す術なく敗れる。そこで先程吉宗自身がやりたいと言っていたレビューをしよう!と提案する平賀。自身が作った踊るからくり人形と共に音楽を流す。
♪心此処に在り〜SHRONAKAカーニバル
歌い踊った後こんなことをしていては半蔵に怒られてしまうと狼狽える吉宗に、では尾張に行って存分に歌い踊りましょう!と提案する雉尾と平賀。
こうして2人は吉宗を尾張に向かわせることに成功する。
☆尾張
〇大階段に宗春と文三登場
文三に藩のお金で一座を作ることを反対されている宗春。
文「既にある一座を見せればいいんじゃないですか?」
春「それじゃ将軍様入れらんねぇんだよ…(小声)」
文「ん?何か言いましたか?」
春「え?俺?何か言った??何でもねえよぉ…」
文三は既に将軍にお見せする芸の当たりを付けておきました!と藩に縁のあるガマの油売と京都の人形を紹介するも、堅い!却下!と取り付く島もない。
宗春は文三に代わりに見といて!俺は茶屋に行く!と言い残して去ろうとするが、
文「どうせまた遊郭でしょ」
と指摘され慌てて引き返す。
春「あはは…そんな訳ないだろ!?俺を誰だと思ってんの!?尾張藩の、藩主だよ!?遊郭なんてちゃんちゃらおかしい…」
と誤魔化しつつ逃げるように街へ繰り出す。
〇遊郭に向かう宗春
小走りで遊郭に向かう宗春を見、声をかける櫻奴と梅奴。
自分達の一座の看板役者を探している途中でスカウトしたいと言う2人に、なんで看板役者なんてビラ配りで募集してんだ!?と聞く宗春。
実は…と訳を話す櫻梅
~十兵衛とお文の過去~
〇クロコバイオリン演奏・十兵衛お文登場
チーム桃奴の看板役者・十兵衛にはお文という妹がいた。幼い頃に両親を亡くし2人は親戚に預けられたが、その親戚がお文を遊郭に売ってしまった。十兵衛は妹を取り戻すためニュータイプ歌舞伎を生み出し一座の看板役者になり、お文も遊郭で花魁にまで
上り詰めた。
しかしお文のいる遊郭は尾張の街を取り仕切るヤクザ・銀八一家の店だった。妹を買い取ろうとする十兵衛に目をつけた銀八は芝居が出来なくなるほど十兵衛の右脚を痛めつけ、十兵衛はそのまま姿を消した…
〜〜
街全体が活気づいている一方で治安が悪くなっていると櫻奴に言われ苦い顔をする宗春。
宗春は経緯を聞き改めてスカウトされるも、そんな暇じゃないと断る。
2人にどうせ遊郭に行くんでしょ!と指摘されぎくっとしながらも街の為に忙しいんだ!と拒否。
櫻梅「お兄さん1人に何ができるのよ?」
春「やるよぉ!色々考えなきゃ…」
と断りつつ2人を振り切って遊郭へ向かう。
1度は突き放した2人だが、宗春が去った後ロックオンし後をつける。
☆江戸城
〇半蔵と吉宗登場
半蔵に調子を聞かれ、物凄く長い編んだものを引っ張ってくる吉宗。
江戸城に大きなセーターを着せたいのだ!と語る吉宗に半蔵はこれは好都合…とほくそ笑む。集中したいから部屋に入ってくるなよ!と念を押し、吉宗は半蔵を遠ざける。
そうして1人になった吉宗の元へ平賀が駆け寄る。
本気でセーターを編もうとする吉宗にこれは半蔵を遠ざけ吉宗を自由にする為の作戦だと説得し、代わりに自動で編むカラクリ(クロコ)を作ったと持ってくる。カラクリに編み方を教える吉宗にツッコミつつ、これで尾張に向かえます!と促し、雉尾が女性用の羽織を持ってくる。
「親のスネを齧り各地を回る旅芸人・出雲阿国」が城を出てからの吉宗の設定だと説明し、吉宗と平賀は尾張へ経った。
一方雉尾は残り、半蔵も尾張へ連れて行こうと画策する。尾張の賑わいは江戸にも悪影響を及ぼす、尾張に出向いて術をかけるべきだと進言。半蔵もそれに乗り、犬猿と共に尾張へ向かう。
◇犬飼猿渡雉尾のハケ際回替わりネタ
1人残る半蔵の元にカラス(クロコ)が来る。人から好かれるなどとうに捨てたと言い去る半蔵。
〈暗転〉
♪蝶の風
〇曲中に遊郭の中からお文登場
途中から宗春が出て来、お文と遊女の舞を煙管を吸いながら眺めている。
宗春は藩主であることを隠し春として度々遊郭を訪れ、花魁であるお文の歌や舞を見に来ている。
遊女である自分を抱きもせずに変わったお客さんだねと言うお文に対し、お文の歌や踊りを街の人にも見て貰いてえなと口にする宗春。
そこに足を引き摺った十兵衛が忍び入る。
お文との再会を喜ぶのもつかの間、お文を連れて逃げようとする十兵衛に銀八に見つかってしまう、無理だと言うお文。
ッぱち!あらすじメモ※がっつりネタバレ
東京の家具デザイナーの会社で働いてる河野は20年振りに同級生だった吉岡の実家の古道具屋を訪れる。
妹のミチルと吉岡の彼女・幸の養父の孝明、ミチルが拾ってきた御前崎と同居してる吉岡。
個性的な同居人達に迎えられ、戸惑いながらも吉岡と昔話や互いの近況を報告し合う。
吉岡は親の残した古道具屋「まがいもん屋」を継いでいたが開店休業状態。彼女の幸は登山家で海外の山々を登りに行っており、月に1度手紙が届くと言う。
河野は家具デザイナーとして働いていてたまたま近くを通りかかったと言うが、仕事の話をする際どこかはぐらかすような言い方になる。
吉岡が裏の畑に水をやりに行き、店に1人残される河野。そこにミチルの友人である祥子が訪れる。客と勘違いした河野は孝明を呼び、ミチルや吉岡も帰ってくる。畑のきゅうりをかじり、すっかりくつろいでいた河野だが、続いてやってきた玉子は河野に一目惚れしぐいぐいアプローチをかける。
プロボウラーを目指しているという玉子に付き合わされてボウリングの約束していたミチルと祥子。
そこに成り行きで吉岡と河野も加わり、夜まで遊んだ。
結局疲れて吉岡の家に泊めてもらうことになった河野。ビール片手に祥子とミチルに河野との思い出を語る。
小学生時代勉強も運動も出来、人気者だったという河野。運動会実行委員となった河野は運動が苦手だった同級生を運動会のアンカーに指名し、一緒に特訓したが彼は喘息持ちで、発作を起こしてしまった。幸い大事には至らなかったが、翌日からクラスでハブられてしまった河野に唯一変わらず接したのが吉岡だったという。
そこに風呂上がりの吉岡が帰って来、交代で河野に風呂を促し、また帰る祥子に意味ありげに「ありがとう」と伝える。
1人で幸の手紙を読む吉岡の元に孝明が生活費を渡しにやって来る。「すみません」と受け取る吉岡と謝るのは辞めてくれという孝明。机の上の幸からの手紙に目をやり、複雑な表情を見せる。
吉岡の「この商品達が全部売れたら…」「甘えてる」という発言に甘えれる内は甘えてもいいと言い残し去る孝明。
翌日、店先を掃除しながら1年に1度訪れるというサーファーのケンの話を聞く河野。
吉岡も交えて話し、去年吉岡が入院していたことを知る河野。
さらに祥子や玉子も来てにぎやかに。ケンは祥子にぐいぐいアプローチをかける。
その時孝明が腰を痛めて倒れたとミチルが言いに来て、河野吉岡ケンが運ぶために出ていく。すると玉子が昨夜河野について調べたことをミチルと祥子に明かす。河野は昔デザイン賞を取り家具デザイナーとしてデビューしたが、ある時にデザインが元同級生のラフを盗作したという盗作疑惑をかけられ、その後徐々に仕事を失い会社を辞めていた。
本人には聞けないと言いつつ20年振りに戻ってきた河野の気持ちを推し量る玉子。
その後戻ってきた河野にいつ帰るのか聞くと、夜までには帰るらしい。そこで、今夜行われる祭りに誘い、さらに晩御飯を振る舞うと言い玉子はキッチンへ行く。
そして祥子は近々仕事の都合で名古屋に引っ越すのだと言う。最後に店にあるじょうろを買って行く。
玉子に言われて一緒に畑へじゃがいもを採りに行く河野。
幸との手紙を見ながら孝明に引き取られた時の幸のことを懐かしむ孝明と話を聞く吉岡。
小学生時代の先生の思い出話に花を咲かせる吉岡と河野。話題になった先生が亡くなったと聞き少し落ち込む河野に地元の同級生が半分くらい葬儀に集まり、同窓会みたいだったと話す吉岡。その時河野がその話は元同級生の川島から聞いていたと零す。そこで激しく動揺する吉岡。
実は最初から河野が家具デザイナーであり、盗作疑惑をかけられたことを知っていた吉岡。それもその川島が面白おかしく広めていたらしい。
最初から知ってたなら言ってくれればいいのにと言いつつ、当時のことを語る河野。
自身に身に覚えがなく多少の批判は何も思わなかったが、ある時夜遅くまで会社に残っていた同じチームの同僚に差し入れをしに戻ると、河野の過去のデザインも盗作なのではという悪口で盛り上がっている所に遭遇してしまう。
仲間だと思っていた人達の裏切りが小学生時代の苦い思い出と重なり、自分自身が偽物だから周りにも偽物しか寄ってこないのではないか、本当は無意識に盗作してたのではないかと訴える。
すると吉岡は急に幸の手紙を河野に見せる。
2年前に日本を発った幸だったが、実はその3ヶ月後に山で遭難し行方不明となっていた。
居てもたっても居られなかった吉岡は幸の登山部の後輩だった祥子達の協力を得て消息を絶った山へ探しに行くも、元々身体の弱かった吉岡はダウン。肺水腫になり生死を彷徨う状態になる。
その時、ミチルが幸から届いたと言って手紙を持ってくる。幸が生きているという希望を胸に回復する吉岡。それから毎月来る手紙では海外を飛び回る様子が書かれており、直近の手紙では日本の観光客に旅先で遭い、プロポーズされたと綴られていた。
それを読み河野は気づく。これらの手紙は幸が吉岡に出会うまでに祥子や孝明に宛てて送られていた手紙だった。そして吉岡はそれを知りながらも、ずっと受け取っていた。
そして古道具屋の商品が全て売れたら踏み出そうと思いつつ、ずっと売れずにいて欲しいと思っていた。
「パチモン(偽物)に縋って生きてる人間もおるんやから本物とか偽物とかどうでもいいやん」
吉岡は河野にそう伝える。
全てを聞いた河野は古道具屋の商品を全て買うことを決断する。
リフレッシュ休暇
2019.9.5
彦根で行われたAぇgroupの関西凱旋舞台終わりの17時頃
突然飛び込んだ錦戸亮脱退、退所の文字
地下のトイレで一瞬で電波が途切れてしまって、Twitterに並んだ悲しみのつぶやきだけを眺めてどうしていいのか分からなくなった
気付いたらバスにも乗らず30分くらいひたすら歩きながらFCページを見、動画を見、どうしようもない感情で駅まで歩いた
十五祭は本当に楽しかった
名古屋と大阪の2回しか行けなかったけど、大阪は7.28の収録日だったこともあって、仕事人な一面も見れた。いつもより1曲多いアコースティックによりテンションが上がった
エイトのライブの度に集まる高校の時からのいつものメンバーと毎年入るのが楽しくて、それ込みでエイトのライブが楽しくて
正直好きになった7人が今でも大好きだし、できればずっっっと7人の関ジャ二∞が見たかった
けど去年すばるが抜けて、でも6人は前を向いてツアーをやった
私はどうしてもすばるの影を見つけてしまって泣いてしまった
たぶんメンバーも同じだったんだと思う。随所でふとメンバーがすばるの姿を見てる気がして、何となく歌い方も似せてるように聞こえて
でも追加公演ではもう頼もしい関ジャ二∞だった
亮ちゃんが中心になって引っ張ってて、でも6人皆が輝く関ジャ二∞だった
十五祭はもう完全に前を向いてた。だからこそすばると内のあの送り出し方だったんだと思う
本編ラストに選んだ曲がロマネでも無限大でもなく、6人になってからできた「咲く、今」だったのがたまらなく頼もしくて誇らしくて嬉しかった
ああこれから6人で輝く景色を見せてくれるんだと楽しみになった
メンバーもそうなんだと思った。思ってたのに
FC動画が5人なのも、主演舞台を控えるメンバーがいる中での突然の47も、全部意味がわからない
関ジャ二∞が何を目指して何をしたいのか何ひとつ分からない
なんでそんな義務みたいな形でやってるの?
すばるの時はあれほどこちらに時間をくれて、心の準備をさせてくれたのに、亮ちゃんはもう冠番組での最後の出演は終わりました?生放送での送り出しもたぶんないよね
この扱いの差はなんなの?なんで本人の口から語られないの?
大倉が僕は辞めないって発言したと今朝WSで紹介されてたけど、もうそれすらも信じられない。信じるのが怖い
去年のすばるとヤスのことがあった時、1度休んでも良かったんじゃないか、って今更ながら思ってしまう
別に歩みを止めたって誰も責めやしないのに
5人の曲もない、歌割りだってバンド構成だって全部見直さなきゃな今の状態で47都道府県回って何になるの?
今はもう5人も1人も信じられない
ファンってアイドルのことを信じられなくなったらファン名乗る資格ないんじゃないかなと思う
だからちょっとお休みさせてもらう
十五祭の円盤は買うし、毎週の録画予約もたぶん外さないまま、でも中身を見るのは当分先になるんだろう
47は行ける気持ちになるのかな
5人の関ジャ二∞がいつまで続くのか分からないけど、いつか応援できる日まで
いつか、また…。
『オリエント急行殺人事件』原作との比較考察
2019/7/26~8/18に行われた舞台と原作との比較考察
☆舞台版における大きな変更点
①キャストの人数と役割
原作:実行犯12人+ラチェット・伯爵夫人・ポアロ・ブーク・コンスタンティン医師の17人がメイン
舞台:実行犯7人+ラチェット・伯爵夫人・ポアロ・ブークの11人がメイン(※ラチェットとアーバスノット大佐は1人2役のためメインキャストは10人)
原作の実行犯の内、アンドレニ伯爵、マスターマン、シュミット、ハードマン、フォスカレリが舞台にはいないが、伯爵は協力する意思があったものの夫人が部屋に閉じ込めて不在、シュミットは冒頭の公爵夫人のセリフでインフルエンザであると説明がなされている。
また原作ではポアロ・ブーク・コンスタンティン医師の3人で検死と事情聴取を行うが、この医師の役割をアンドレニ伯爵夫人が休学中のハンガリーの医大生であるという設定を追加して担っている。
②殺人の動機
①の人数変更に伴い、原作では陪審員の数が12であることから12人で刺すことで裁きを下したという理由付けが、「ラチェットは7つの大罪を犯した」「キリスト教における七元徳のそれぞれを担って裁いた」とオルソンとポアロのセリフによって「7」という数字が強調され理由付けの説明がされている。
この時、ポアロが「知恵・勇気・節制・正義」の4つを、オルソンが「信仰・希望・愛」の3つを述べるという形で分かれているが、これは前半4つが人間としての基本となる徳(枢要徳)、後半3つが神に対する徳(対神徳)にあたり、この2人がそれぞれ特に重きを置いていた思想だからではと考えられる。
特にポアロにおける「正義」とオルソンの「信仰」は劇中何度も強調されている。
③ミス・デブナムによる発砲
ラチェットの正体がカセッティであると明るみになり、再度の個人事情聴取後にラチェットの部屋から銃声が聞こえ、デブナムが左腕を撃たれて出てくる。
大佐が車掌の服を来た犯人を追って出たとデブナムが証言し、それを聞いたマックイーンも追走。結果として大佐が剥ぎ取ったとして車掌の制服が回収される。
このシーンは舞台版オリジナルである。
この時伯爵夫人は食堂車でポアロ達と会話しており、大佐とデブナム2人が伯爵夫人を容疑者から外すために行ったことと後で明かされる。
これは計画外の行動だったため動揺したハバード夫人がデブナムを「メアリ」と呼んだことでポアロがハバード夫人の正体に気付くきっかけになった。また車掌の制服を回収するためのシーンとも言える。(原作ではシュミットの鞄から回収)
ただ、最後の1人ずつナイフを突き刺すシーンでデブナムは左手で持っていることから恐らく左利きであり、そうなるとポアロの「自分で自分を撃った」という推理が若干不自然になる。右手で自分の利き手を撃つことも可能ではあるが、致命傷を避けていることから協力者であり武器の扱いに慣れている大佐が撃った可能性も考えられる。
④犯人自供までの流れ
ポアロがアンドレニ伯爵夫人と協力し、伯爵夫人を犯人であると名指しした後、その混乱に乗じて暗闇を作り出し、ハバード夫人の嘘を暴く。
伯爵夫人はいち早く真相に気付き、ポアロの協力者としても立ち回りつつ7人を捕まえないよう懇願する役割を担っている。
☆犯行の流れ比較
原作
21:15 ベオグラード出発
・ポアロ1号室へ移動
21:40 マスターマンがラチェットの傍に睡眠薬を置いて部屋を出る
22:00 マックイーンがラチェットの部屋を出る
その後大佐の部屋へ
22:40 オルソンが鎮痛剤を貰いにハバード夫人の部屋へ
誤ってラチェットの部屋を開ける(生きてる姿を最後に見た)
ドアの施錠を確認
0:10 ヴィンコヴチ出発(遅延あり)
0:30 雪だまりに列車が突っ込む
0:37 ラチェットの部屋のベルが鳴り、ミシェルが駆けつける。フランス語での「なんでもない。間違えたんだ」の返答
1:15頃 シュミットが車掌の制服を着た男とすれ違う
※壊れた時計は1:15を差して止まっていた
1:17 ハバード夫人が部屋で男を目撃し、ベルで車掌を呼ぶ
ポアロがミネラルウォーターをミシェルに頼む
11:00 ミシェルと列車長が遺体発見
舞台
21:15 ベオグラード到着
・ポアロ1等Ⅰ番へ移動。
・オルソンが鎮痛剤を貰いにハバード夫人の部屋へ。誤ってラチェットの部屋への扉を開け、怒鳴られる。
・ミシェルが部屋内のドアを施錠する。
・ラチェットが銃を持っているとハバード夫人が訴え、ポアロが守ることを誓う。
21:45 ベオグラード出発
23:30 ヴィンコヴチ到着
・大佐とミス・デブナムが外へ。その後マックイーン、伯爵夫人も外で会話。
・ハバード夫人に呼ばれマックイーンが夫人のクリームの蓋を開けに行く。
23:40 ヴィンコヴチ出発
・ポアロがミシェルに炭酸水を頼む。
・マックイーンがラチェットに赤ワインを持って行く。
・ラチェットがハバード夫人の鼻歌に腹を立てマックイーンに黙らせろと命令。
・マックイーンがミシェルにスコッチと氷を頼み、大佐のいるⅧ号室へ
00:37
・ラチェットの部屋で物音。ポアロとミシェルが確認したところ「問題ない」と男の声で返答あり
※マックイーンと大佐がラチェットの睡眠の確認のため侵入したが少し起きてしまったことにより揉み合いになったと後に自供。返答は大佐
00:45
・大佐が追加の氷をミシェルに頼む
・その直後ハバード夫人が室内に車掌の制服を着た男がいたと悲鳴を上げ出てくる。
ミシェルとポアロが室内を捜索したがいなかった。
※ハバード夫人による創作
※壊れた時計は0:45を差して止まっていた
その後ハバード夫人はミス・デブナムとオルソンの部屋へ
1:00 オルソン就寝
2:00前 公爵夫人に呼ばれていたアンドレニ伯爵夫人が睡眠薬を飲まされたため自室に戻り就寝。
2:00 ハバード夫人がミス・デブナムのベッドで寝たため、ミス・デブナムがハバード夫人のⅢ号室へ
※女性3人による部屋の交換はそれぞれのアリバイ作りのためと考えられる
同時刻、7人による殺人が決行される
4:00 雪が止む
5:00 雪だまりに突っ込み列車が停止
8:00 マックイーンが朝食を持ってラチェットの部屋へ。返事がなく、その時居合わせたポアロが異変に気付きドアをぶち破り事件発覚
☆現場に残された証拠品
・パイプクリーナー
原作:捜査を混乱させるためにわざと置かれたもの。アリバイがあり、アームストロング家との関係性を調べるのが困難な大佐に疑いがかかるように偽装。
舞台:大佐のものではないと確認。
マックイーンが偽装したものだが、パイプを吸う習慣がないため不自然な状況になった。
原作同様、捜査を撹乱するためだと思われる。
・「H」のイニシャルの入ったハンカチ
原作:現場に落ちていた。公爵夫人の物。
これも捜査を撹乱するため最も犯人像から遠い公爵夫人に敢えて疑いのかかるものを残した。
疑いの目を逃れるためにアンドレニ伯爵がパスポートの「Helena」を「Elena」に偽装。
舞台:ラチェットの上着のポケットから現場検証後ブークが発見。僅かに血の跡あり。
ラチェットが生前アンドレニ伯爵夫人に迫り、平手打ちにあった際に夫人がお詫びと共に渡した物であり、事件とは無関係であるとされている。ポアロが預かっており、発見後夫人を捜査から遠ざけたため当初は重要証拠として考えられていたと思われる。
また、このハンカチを見たミシェルが夫人に疑いがかからぬようにパスポートを偽装し、結果としてミシェルが共犯である証拠の1つになった。
・壊れた時計
原作:時計の針は1:15で止まっていた。ラチェットのパジャマの胸ポケットから発見。
これにより当初は1:15に犯行は行われ、その後ハバード夫人の部屋に行き逃亡と思われていた。
しかし寝る時に胸ポケットに時計を入れるのは不自然であるとしてポアロは偽装されたものと断定。
舞台:時計の針は0:45で止まっていた。ラチェットの胸ポケットから発見。
ガラスの破片がベッド前の床にあったため、ポアロは偽の証拠であると考えた。マックイーンが偽装したもの。
・アームストロングの名前の紙
原作:灰皿に残った燃えカスをポアロが針金を熱して復元。アームストロング家の名前が浮かび上がり、ラチェットの正体が露呈。
舞台:何かを燃やしたと思われる状況の灰皿のみ。洗面台に流されて引っかかっていた紙をブークが発見。「Arms」の文字のみ判別。
(1幕で水道の水圧が弱いとハバード夫人の発言の伏線あり)
その後アンドレニ伯爵夫人のパスポートの旧姓からアームストロング家にたどり着く。
・凶器のナイフ
原作:ハバード夫人の化粧ポーチから発見された。逃走時ハバード夫人の部屋を通った際に入れたように偽装。
舞台:在り処は一切触れられなかった。
検死を行ったアンドレニ伯爵夫人が鍔の跡や刃渡りの長さから「トルコのお土産物屋で売っているようなナイフ」と特定。
また、全体のアリバイを聞いた際ポアロの「右手と左手両方で付けられた傷がある」との問いかけに、ミス・デブナムが「力を入れるとナイフの鍔で怪我をすることがあるためではないか」と発言したが、舞台中ではこの時ポアロ達3人以外には凶器は知らされていないため口を滑らせた形になった。(この件について本編での指摘はない)
パイプクリーナーとナイフは舞台ではさほど重要な証拠でないように演出されている。
ハンカチは原作と異なりアンドレニ伯爵夫人のものであり、ポアロと伯爵夫人が他の乗客を騙す時に伯爵夫人を追い詰める証拠として使われる。
一方アームストロングの名前のメモが舞台では不完全な状態で見つかったため、ラチェットの正体に辿り着くまでが遅く、ここが1つの山場ように演出されている。
壊れた時計は原作では偽装と見抜かれることを予測した上で、本来の犯行時刻は0:37であるとミスリードする役割を持っていたが、舞台では2重トラップにはならず、単なるミスリードとマックイーンのミスとして処理されている。
また、原作では傷の力の強弱と右利き左利き問題を解消するために「車掌の制服を着た男」と「赤いガウンの女」の2人の容疑者を乗客達が偽装したが、舞台では前者のみを偽装し、傷の問題は上記の「ナイフの鍔で怪我をしたから持ち替えた」というデブナムの発言で回収している。
☆舞台における演出
・犯行現場の再現
全員の自供の後1人ずつナイフを持ち、映像に合わせて犯行の動機を述べながらナイフを突き立てるシーンがある。
ここでデブナムとマックイーンが左手で持っていることから、2人が左利きであると分かる。
・マックイーンのキャラクター
アメリカのサウスキャロライナ出身という英語の南部訛りを関西弁で演じることで表現した。
また同じアメリカ人であるという理由で序盤から度々ハバード夫人にこき使われ、アンドレニ伯爵夫人には積極的にアプローチするなど、全体的にお調子者で少し不憫なキャラクターになっている。
ただ、ラチェットの部屋にマックイーンと大佐が忍び込んだ場面で原作ではラチェットが話せないフランス語を、また2015年の三谷幸喜のドラマ版では敢えて博多弁で返答し、2重のトラップに仕立てていたが、舞台版ではマックイーンがいたにも関わらず大佐が返答をしたためポアロへのトラップとしての機能は果たしていなかった。
・ポアロの苦悩
原作ではブークとコンスタンチン医師の意見を聞き、真実を公表しないことを決めたところで終わっている。
この苦悩を語ることで原作では読者の想像に任せてた部分を舞台なりの着地点に落ち着かせたんだと感じた。
☆個人的な感想
舞台というキャストが限られた中で、あえてキャストの人数を減らして全員の背景とトリックに重点を置いてたのが印象的。
また時系列のトリックを舞台という変わらない空間で演出するのはかなり難しかったと思うが、マッピングで時間や吹雪を出すのが古典ミステリーと最新技術のコラボになっていて良かった。OPのキャスト紹介も秀逸。
コミカルなところはコミカルに、日替わりのアドリブもふんだんに取り入れつつシリアスできっちり締め、犯行暴露後にも笑顔を見せる犯人グループ達の悲哀がすごく良かった。
また、ポアロの苦悩も描き問いかけて終わるラストも良かった。
いつも隣にいた君
2019.8.8
19年振りのジャニーズJr.による東京ドームコンサート
そこでJrのユニットであるSixTONES、Snow Manの2020年CDデビューが発表された
デビューを自らの口で発表した15人それぞれの長い長いJr時代の中でも、特に異色だったのが向井康二だと思う
私の中で康二は関西Jr.の象徴で、あの子の存在が関西Jrを体現していた
そして同時に、初めて好きなったJrの唯一の、最初で最後の相方であり、今の自担の盟友
松竹座のあの空間で、小さい頃からずっとマイクを持ち、直近5年間は最前列に居続けた
同期や後輩もいるジャニーズWESTがデビューした時、日生のあの舞台を観劇して泣いてたね
あの時は6人が関ジュをこれから引っ張っていくんだと思ってた
康二ととうま、2人は特にこれからを背負っていくという強い決意と覚悟を持ってWESTの7人を見送ったんだと思う
でも、彼らが最前列に立ってすぐ、エースだった2人が東京に行くようになった
分かってる。ほんの少し前まではかねこじ2人が7WEST達に混じって仕事をしてたし、ほんとに次世代として十分推されてた
でもしょうれんは明らかに結果を残してしまった
当時、私は行かないでとは思わなかった
関ジャ二∞がデビューしてからジャニーズWESTがデビューするまで10年。いや10年後にデビューさせてもらえる保証はどこにもない
かねこじは粘って粘ってヨコヒナ、B.A.D.に続いて最年長シンメとしての立ち位置に居座るしかないと思ってた。
でもしょうれんは違う。彼らは東京に出ても通用する人気と華があった。かねこじになかったとは思わないけど、でもあの時のしょうれんはほんとにすごくて
私には2人が関西に残って10年近くJrで居続ける未来は想像できなかった
2人が東京と行ったり来たりして程なく、とうまの仕事が減ってきた
そして良くない噂をちらほら耳にするようになった
彼じゃないとダメな仕事しかいなくなった
関ジュにとって大一番のin大阪にもいなかった。個人のレギュラーには出続けてたけど、関ジュ全体の仕事にちらほらいないことがあった。
この年のin大阪はしょうれんがメインで、とうまも別仕事だった大吾も文一もいなかった。
東京で活動してたしょうれんかいのオリ曲「愛は味方さ」をしょうれん+康二流星龍太でやって、私は今でもこの時の「愛は味方さ」がすごく好きで忘れられない
龍太流星は端っこであんまり映らなくて、しょうれんの間、センターに康二がいて、笑顔だけど、楽しそうだけど何となく切なくもあって
でもキレキレで3人の曲を踊る康二がすごくかっこよかった
こうして、6人のうち2人は東京に行き、1人は辞めた
3人のユニットだったのに残ったのは康二1人だった
最後の春松竹、既にしょうの出演はなくて、ポスターにでかでかと出てたれんも最後で
WESTがデビューして初めて貰えたオリ曲はいつの間にか東京の子達に歌われてたね
6人で最後を迎えることもなく、約1年で彼らと見た夢は儚く散ってしまった
私は言ったことなかったけど、この後彼らが自虐的に口にする「焼け野原」になる
まだ道枝達トリオは入所したばかりで、メインとなるユニットはバラバラになって、いつの間にか個人戦になった
メインと呼ばれる括りに文一龍太がいたのは3人の補強だったと思う
6人時代のまいジャニでは先輩ゲストだった2人がホスト側になった
今思えばあの時2人がいてくれたことの安心感はすごかった。と、同時に特に龍太にとっては転がってきたチャンスだったと思う
今現在龍太担の身としては、あの時あの子が辞めてなかったら…と考えてしまうw
ここからますます康二と大吾は関ジュを背負う立場になった
特に大吾はそれまで真ん中に立つことが少なかったから、当時のプレッシャーはすごかったと思う
康二と大吾、2人並び立つことが多かったのに、ここは最後まで「シンメ」にはならなかった
なぜかと言われると今でも私には分からない
ただ、大吾はたぶんシンメを必要としない子だったんだと思うし、単純にタイプが違ったのかも
数年間隣にいたのに、いつまでも康二と大吾だった
それは康二と龍太もそう。歴も年齢も差があったのもあるけど、シンメかと言われると私にはそうは思えなくて
メイン4人で大西畑とるたこじになることは多かったけど、立ち位置としては大吾康二と流星龍太で見えない壁があったし、龍太は雑誌でも呼ばれたり呼ばれなかったりだった
2017年の夏松竹、大西畑で殺センセーションズ、るたこじでSteal your loveをやったこのあたりから、私は康二に龍太と離れて欲しいと少し思ってた
プライベートでも仕事でもとにかく龍太くんで、でも龍太はもうそんなに関ジュにいる時間は長くない状況
このまま龍太とやっててもあの子の未来は良くならないのでは…と勝手にネガティブになっていた
2018年の夏松竹。龍太の劇の出番はほぼなく、パンフのセトリには知らない曲が3曲。初日、ミッデビを見た瞬間これはユニットになると感じた
大吾センターのミッデビ、流星センターのスパロケときて、康二センター曲がくると思った
そして出てきた2人のLMG!
龍太担として嬉しくて泣いた。号泣だった。と同時に康二のことが心配で仕方なかった
ほぼ間違いなく龍太は来年松竹座にはいないのに2人で貰えたオリ曲
康二担はどんな気持ちだったんだろう
私は申し訳なかった。康二の足を引っ張ってるような気がした
龍太のことを切り捨てられるような子じゃないし、2人がやりたくてやってるのも分かってる。でも、正直この2人でやっていく未来は見えなかった
そしてなにわ結成発表
康二と大吾がシンメにならなかった以上、どちらを核にして組むか選ばなきゃいけない。そしてそうなった時選ばれたのは大吾だった
その2人が同じユニになることはないと思ってた
梅芸もクリパもるたこじ+F6括りで、メインにされるのは嬉しいけど、複雑だった
2019.1.4
あけおめの号泣レポを読み、崩れ落ちた
康二が出演できないこともあって、龍太も春の松竹座にいないだろうとは思ってたけど、でも現実を突きつけられた
この時たぶんほとんどのファンは龍太の卒業しか思わなかったんじゃないかと思う
実際私もそう思ったけど、ほんとにほぼ全員が泣いてたと聞いて、あとからもっと大きなお知らせがあるのでは…と不安になった
そして康二のSnowMan加入発表
関ジュのユニだった3人が全員東京で活動することになった
この時はもう嬉しくて。背中を押してあげたかった
それからスノを見るようになって、最初はぎこちない所もあったけど、それまで関ジュの最前線に立ってた康二が1から必死に努力して、自分の居場所を掴んでいった
少年たち公開やたまアリ等、東西の仕事もあったから本当に康二が東西Jrの架け橋になっていた
あの子の過ごしてきた日々は何一つ間違いじゃなかった
Mステ出演のために舞台挨拶中に送り出した時、あれが関ジュとしての最後のお仕事だったね
ギリギリまで居ようとしてくれて、最後まで手を振って帰った姿、本当にかっこよかった
8.8
関ジュとしてデビューすることは叶わなかった
そこにシンメも相方もいなくて、でも頼れる8人のメンバーがいた
あの子が関ジュとして築いてきたこと、積み上げてきたものはこれからもどんどん輝き続けるし、あの子が残してきたものも関ジュの中で生き続けるんだろう
康二くん
あなたは私の中の関ジュそのもので、一時の青春の象徴でした
いつも好きな人の隣で笑ってて時には拗ねて
ほんとは私の好きな人も隣にいて欲しかったけど、でもたぶんあなたはその人達の分まで輝いてくれるんでしょう?
康二ならそう信じさせてくれる
あの宝物のようなキラキラの日々をくれてありがとう
そしてどんな形でも夢を叶えてくれてありがとう
これからはあなたの存在が夢そのものなんだと思います
ここからだね。まだスタート地点。
もっともっともっと大きくなって、燦然と咲き誇って下さい
本当にデビューおめでとう
『いくじなし/スペシャルショー』雑感
千穐楽お疲れ様でした!!
ということでざっくり感想落としますー
1幕:いくじなし
私のイメージ、うのちゃん20歳前後、おすが25,6、兄(せいたろう?)28くらいの感じ
うのちゃんのセリフで「子供の頃から姉さんを知ってるんだ!」ってあるから3人は近所の幼馴染的な関係性なのかなー
せいたろう卯之吉家は左官屋で、おすがは身寄りがなく奉公してた身らしい。卯之吉家に奉公してたのかな?とも思ったけどそれで長男と結婚するのかな?その辺の時代のことがあんまりよく分からない…w
伯父が医者だしたぶん卯之吉の家はそこそこ裕福かつ身分高そう
そしてたぶんずっっと卯之吉はおすがに片思いしてて、おすがもそれを分かってたけど、長男であるせいたろうに逆らえなかった。(なんで結婚したんだろ?と思うとやっぱり卯之吉の家に奉公してたのかも?)
兄はたぶん弟への嫌がらせと自分の世話する召使いを雇うみたいな感覚で結婚したんだろうな…あの時代の長男次男って身分差めっちゃあるはずだし
で、まあ結局おすがが売り飛ばされる寸前で卯之吉が助けに入ったと…(うのちゃんかっこいいw)
最後結局うやむやにはしてたけど、健さんおじさんのセリフから卯之吉はやっぱり兄を殺してしまってたんだよな…
あまりにも兄が極悪人で、両親も伯父もその申し訳なさと、あと恐らくずっっと2人が想いあってたのが分かるから幸せになって欲しいと願って家族ぐるみでもみ消そうとしたんだね
兄の結婚も家のために泣く泣く、だったのかもね。先に弟が結婚はできなさそうだしあの時代…
ただ、そうなると最初のシーンで姉さんに「なんであの時逃げたの?~誰とでも逃げたって言うのか?」って詰め寄ったのがあんまよく分かんない…
2人でいっせいに突き飛ばしたのか卯之吉だけ突き飛ばしたのかは謎だけど、むしろ逃げるのは卯之吉では…?
兄を殺してしまってた卯之吉を逃げるよ!!っておすがが引っ張ったのかな?
でもたぶん嬉しかったんだろうな卯之吉…2人は共に相手の罪被って犠牲になってでもあなたに幸せになってほしいって人間だもんな
最後おいなりさんから去っていく時に蓮の池の上、幕の奥を2人で肩組んで歩いていくのがある意味では2人が心中したようにも捉えられて中日でぐっときた
まあ実際には死んではないだろうけど、蓮と幕の奥というのがあの世というか異世界感を出していて、たぶん1度死んだようなイメージなんだよね。2人は兄にも下総の実家にも、あの長屋にも囚われずに全く違う世界で生まれ変わって2人で仲良く暮らすんだと思う。
だから最後の最後、六助も戻ってこさせなかったし、たぶんあの2人は死ぬ時は一緒くらいの重荷を背負って2人きりで生きていくんだろうな…
全体を通して六助×おはなと卯之吉×おすがの2組の対比が軸になってるけど、共通して女が強いw
ただおはなとおすがの強さは異質で、六助と卯之吉の優しさも別物なんだよね
卯之吉はまあおすがより歳下で、あのキャストの中で一際幼かった。病気で弱ってたこともあってひたすら「姉さん姉さん」で、「俺の傍から離れないでくれ」「俺たちどうしたらいいんだよ」って泣きじゃくるしw
姉さんはいつか裏切るんだ、死ぬ気だ、って激重のメンヘラレベルの発言初っ端からかますし、なんかもう本当に世界の中心は姉さんだけなんだよな…
でもずっと一人称は「俺」だけど、1度だけおはなに語る時「私はこんな身体ですが、姉さんには幸せになってほしい」ってセリフだけ「私」なのが少し大人びた、背伸びしてそれでも姉さんを守ろうとした男らしさが垣間見えたのかな。その後すぐ「俺はどうなってもいい!姉さんだけは…」があるからそこは感情が溢れて思わずの俺なんだろうな
とにかく姉さんを守りたくて、でも怪我をしている自分では守れないからおはなに頼みこむしかないのが悔しいよね…!ってなるし、でも同時におはなが家に来た時布団被って隠れてた卯之吉が、自分からおはなに頼み込みに行くところに、あの人の世界に姉さん以外の登場人物が出てこれたのが分かって嬉しくなった。それだけおはなが優しく包み込んでくれたんだろうけど。
本当は最後めっちゃお礼言いたかっただろうな…でもそれしちゃうと全部台無しになっちゃうからぐっと堪えて去っていく2人、本当に切なくて温かかったです。
…まさかの1幕だけでこんな時間になったので2幕は明日落とそう!!
あーーうのちゃん好きだったよーー!!(語彙力)
2019.4.15という日
※これはあくまでイチ個人の私が思うことで、たぶん同担さんはいい気分にはならないかもしれないです…
2019.1.4 のあけおめコンラスト、My dreamsが卒業式だったというレポを目にして泣き崩れて約3ヶ月、龍太担としての私は正直めちゃくちゃ不安定でした。
でもその時は2月の軽口男の舞台が決まってたからそこまでへこまなかった。
春松竹は康二が南座で出れないし龍太も出ないと思っていたのもあった。
軽口男が無事終わって、入れなかったあの涙のMy dreamsをROTで何度も見た。泣きながら見たけど、あれを放送してくれて、その後のお別れ会も放送してくれて、そして何より個人連載が始まった。
思わずガッツポーズをしてしまうくらい嬉しかった。
自らの言葉で、自らの文章で龍太が新しい道に進むことを報告してくれたことで、私の中でようやく一区切りついた……
のですが!!!!
その後の怒涛の映画少年たちラッシュ!!
いや公開が3.29だからね?雑誌もあるし舞台挨拶も出るよねそりゃ。出なかったら出なかったで寂しかったよ?しかしまあタイミング…!!康二も南座でスノの一員扱いだったのに、少年たちでは黒房、つまり関西扱い。いやそりゃ仕方ないけどな!?
(正直増員を何とか受け入れた直後に実演含め何度も6人を見ることになったすの担はどんな気持ちなんだろ…とか思わなくもなかったよ…)
しかしまあ舞台挨拶はトークだけだし、なんだかんだスノストをツッコミ、トークを回し、いじられてた室さん。
当日しか舞台挨拶がなかったから何とか全体のと関西だけのと2回見れて、最後の回の舞台挨拶を見ながら「これで本当に関西Jr.としての仕事最後になっちゃったなあ…」なんてめっちゃしんみりしたよ。
その後松竹座見学でアンコの関西アイランドに一緒にいたと見て、最後の日に松竹座に立てて良かったね。なんて思ってた。
4月に入って立て続けに出演舞台が発表され、しかも年末には主演舞台が決まった。
死ぬ程嬉しくて、これでようやく「俳優・室龍太」を心から応援できる!!と思った…ら、
少年たち実演アンコール出演
いや、まあ最後最後詐欺では…!?
そりゃ最後なんて明言されてないけどw
俳優室龍太を応援しようとした矢先の再びの関ジュとしての仕事…なんだろうこのメンタル生殺し感…(とか思いつつガッツリ申込)(そして見事に全滅)
そして今日、ライビュにて2回見れた。
1回目はなにわと一緒にHappyと関西アイランド。るたこじ2人だけ金の衣装で、大吾と3人横並びで、最後の歌って踊る機会かなあ、良かったなあなんて思ってた。
そしてまさかの闇突きに黒房として3人だけ参加して、振付死ぬ程ぐっだぐだで笑っちゃってたねw2年ぶりの闇突きをまさかここで拝めると思わなかった。
そして2回目の実演。
セトリ全とっかえで、ストの曲が違う時点でドキドキしてた。なにわはダイヤモンドスマイル。ならるたこじは?全体の関西曲な可能性が高いけど、もしかして。もしかして…と思った瞬間の「LET ME GO!」。イントロかかった瞬間泣くしかなかった。あの2人のオリジナルの振付を、あの場で、2人きりでやった。
そこからもう動悸が止まらなかった。実演終わって映画始まっても全然集中できなかった。
何の涙なんだろう。何に対してこんなにドキドキしてるのか自分でも分からなかった。
たぶん80%の嬉しさと、15%の寂しさと、5%の悔しさ。(計算合ってる?w)
嬉しいよ。そりゃ。2人きりでやるの実質夏の松竹座以来だもん。(少クラとまいジャニ収録はあったけど)
しかも振付も2人バージョン。るたこじの最大火力のかっこよさをあれだけ他担がいる中で魅せきった、2人の世界を見せつけてくれた。ただただかっこよくて誇らしかった。
そして同時に、もう二度とない2人きりだった寂しさ。最後だよ…本当に最後のるたこじだった。最後まで最高の2人だった。そして、このレミゴを見て好きになってももうそれは見れない悔しさ。
あととにかくしんどかった。
やっぱり自分の好きな人の環境が変わる中で、全く同じモチベーションで好きを続けるのってエネルギー使う。あけおめラスト入れなかったことを死ぬ程悔いたし、ROTも何度も見て、2人の卒業を飲み込もうとした。2人がいない春松竹にも行って、新しい関ジュを見てきた。
私はどうしても関ジュの中でお兄ちゃんしてる龍太が大好きで、龍太がいる関ジュをまるごとどうしようもなく愛していたから、やっぱりいないのも、歌って踊ることが本業ではなくなるのも寂しいし辛かった。
龍太が前向きに今の道を決めたことも、たぶんこんな想いをして欲しくないことも分かってるけど、でもやっぱりそういう龍太を好きになってしまったからこの3ヶ月自分で何とか踏ん切りつけようとしてきた。のに、最高にかっこいいアイドルの姿見せつけてくるんだもん。ずるい。ほんと生殺し…前向く度に笑顔で後ろ髪引っ張られてるような気持ち…
ああ、人を好きになるってこんなしんどかったのか、なんて変な気持ちになったw
今日が本当に最後になったのかな?
最後に隣にいるのが康二で良かった。2人のオリ曲を東京で、全国のライビュでやれて良かった。
本当にもう大好きだよこのやろう!!!
これから頑張ろうね。